灘が栄えるよりも、100年前、江戸時代初期に栄えた酒造の町「富田」。
伊丹・池田と並び称される下り酒銘醸地のひとつでした。
湧き出る地下水は、ミネラルに富み、酒造りに適し、北摂の米をもって酒造りが始まりました。
その創醸は15世紀ごろといわれ、古くからの酒造りが伝わってきた町です。
今回は、1856年(安政3年)創醸の酒蔵「清鶴酒造」を訪ね、古くからの酒蔵を見学、試飲もします。
また、富田酒の歴史に詳しい当主の方にお話を伺います。
江戸初期に幕府より勅許を戴いた紅屋の栄枯盛衰のお話は聞き逃せません。