灘五郷が栄えた江戸後期、江戸積み樽廻船のレース「新酒番舩」がはじまりました。
出帆のその日までにたくさんの酒樽を積み込んだ船は西宮港、今の久保町の沖合に浮かんでいます。
切手と呼ばれる通行証を受け取った船頭たちは我先にと砂浜を駆け出し、海を目指し、一目散に船に乗り込みます。
このレース、江戸への酒搬送の速さを競うもので、
一番(惣一番)乗りの船頭には報奨金と、酒蔵には多大な栄誉とお金が舞い込みます。
命をかけたレースの風景をこのツアーでは見ることができるでしょう。
最後は白鹿クラシックス売店にて、日本酒飲み比べセットを味わいます。